赤外線(サーモグラフィー)カメラ導入

赤外線カメラを導入しました。
サーモグラフィーと呼ばれる温度を測定できるカメラです。

テレビなどで、高温のところが赤く低温のところが青く表示された映像を見たことがあると思います。
このようにサーモグラフィーカメラとは温度を映像化することができます。

弊社では、ドローンにサーモグラフィーカメラを搭載し、温度の分布を映像として撮影することが可能です。

人の捜索や家畜の捜索にも活用できますし、コンクリートや家の外壁の温度分布測定、ソーラーパネルのホットスポットの検出に使用できます。

 

ソーラパネルの点検

ソーラーパネルなどは、天気で発電量が落ちているのか、日射量が少なく発電量が落ちているのかが分かりづらいですが、サーモグラフィーカメラを使用しホットスポットを検出することで、故障している、または今後故障につながる部分を検出することが可能です。
※ホットスポットとは、ソーラパネルのクラックや内部のショートにより発熱する現象をいいます。

上記は、セーラパネルを撮影した写真です。
目立つホットスポットはありませんが、一部温度が高くなっている部分があります。
今後ホットスポットとなる可能性もあるため、経過観察した方がいいかもしれません。

 

家畜捜索や獣害調査

農家においては、獣害対策として畑周辺の調査や北海道でよく見かける「熊出没注意」などの調査にサーモグラフィーカメラが使用できます。
通常のカメラでは、木陰などにいると視認性が下がり発見できないものもサーモグラフィーカメラを使用すると発見できるケースが存在します。

上記動画は、エゾシカを撮影したものです。
温度差で見えるため、木陰にいてもわかります。

 

温度での画像化と上空からの撮影で、今まで見えていなかったものが見えるように、今まで出来なかった調査が可能になるのではないかと考えています。